穂高~槍ヶ岳 継続登攀プラン⑤槍ヶ岳西稜

8日目
早朝に起きましたが槍ヶ岳はガスの中。8時、やっとスッキリと霧雨とガスが晴れてスタートできました。
ガレ沢を慎重に下降し小槍の末端、大テラスへ。ここまで下りてくると小槍は巨大な岩峰であることを思い知ります。

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スラブから小ハングを超えると迫力あるくの字ジェードルが見えてきます。快適なフェースとフィンガークラックを登ってジェードルに取り付きました。ビッショリと濡れてますが、ワイドクラックなのであまりクライミングには影響なくカンテに抜け出しました。

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西風に吹かれながら見下ろすと千丈沢が紅葉で染まって綺麗です。小槍のピークに立ち懸垂下降。

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ロケーションを楽しみながら曾孫槍、孫槍を登り槍ヶ岳山頂へ。雲海に浮かぶ穂高連峰が見渡せました。

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屏風岩~4峰正面壁~北穂東壁~滝谷と継続しながらここまで来れたことを、しみじみと実感しました。お天気と奮闘したお客様に大感謝です。

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